金沢の稀少伝統工芸である加賀象嵌のお話を中心に、その他趣味のお話もちょろちょろと…。


by pa-pen
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金澤大歌舞伎

ちょっと前になりますが、金沢歌劇座金澤大歌舞伎を観に行って参りました!

狂言は野村萬斎さんが好きな事もあり、ここ5〜6年毎年観に行っているのですが、歌舞伎はまだ2回目。

歌舞伎鑑賞のマナーなど全然分からずに行ったのですが、いやはや…なんとも…

素晴らしいの一言でした!!

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演目は「棒しばり」と「仇ゆめ」。

「棒しばり」は以前狂言でも観た事があるような…と思い調べてみると、どうやら狂言のお話が元になっているようですね。


【ストーリー概要】
酒好きの2人が主人が留守の間にいつも酒を盗み飲みしているのがバレてしまい、お仕置きに主人が出かける時に、1人は両手を棒にしばられ、もう1人は後ろ手に縛られた状態で留守を任されます。
なんとしても酒を飲みたい2人は、協力して酒を盗み飲む事に成功するのですが…





体を縛られ不自由な状態にも関わらず、なんともダイナミックな踊りを披露されていまして、歌舞伎役者は体力がないと出来ないなぁ〜と惚れ惚れ関心し通しでした。



「仇ゆめ」はすっかり主人公の狸と深雪太夫に入り込んでしまい、他の観客の方が笑っている所でも、悲しくて泣いてしまいました。




【ストーリー概要】
花魁の深雪太夫に恋した狸が、深雪の師匠に化け、深雪と2人きりの時間を堪能します。
元々師匠に恋していた深雪は、願いが叶ったと喜ぶのですが、本物の師匠に会い狸に化かされていたのだと気付きます。
化けていた事がバレたと知らない狸はまたしても師匠に化けて深雪の元へ現れるのですが、逆に深雪の置屋の主人に騙され袋だたきの目にあいます。
一方深雪は師匠への恋心が諦めきれず、本物の師匠に気持ちを打ち明けるのですが、師匠には江戸に妻子があり、決して結ばれぬ運命だと教えられます。
悲しみに暮れる深雪の元へ瀕死の狸がやってきて、最後は一緒にいて欲しいと懇願し、深雪はその願いを聞き入れ一晩一緒に狸が息を引き取るまで過ごすのでした…。





願いが叶ったと思ったのに、それが夢だったと気付かされた深雪の気持ち。
愛した人には妻子があったというショック。
死ぬ前に一目で良いから深雪に会いたいと願った狸の気持ち。
一途な狸の気持ちに応える深雪。


全てが私の琴線に触れまして、すっかり入り込んでしまいました。


中村七之介さんの妖艶な深雪太夫には溜め息をつきっぱなしでしたし、中村勘三郎さんのサービス精神旺盛な姿には、伝統の在り方という物について深く考えさせられました。

ただ古き良き物を守り続けるだけではなく、より良い部分を現代の人たちにも分かりやすく伝えようとする前向きな姿勢に胸を打たれました。

工芸と歌舞伎では全く違う世界のようですが、伝統を伝えるという意味では同じなのかもしれませんね〜。


前から9列目のど真ん中と言う非常に良い席で観劇させて頂き、舞台衣装や小道具にも興味津々!!
観客席には着物姿の女性も多く、皆さんの簪や着物を見ているだけでも非常に勉強になりましたし、また機会があれば是非歌舞伎を観に行きたいと思います!


できれば次は京都か東京の花道がある舞台で観たいですね〜♪


敷居が高そうな歌舞伎の世界ですが、とても分かりやすくて面白いので、まだ観に行かれた事のない方は是非一度観てみてください!
おすすめです!!
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Commented by しょお at 2010-12-19 02:10 x
はじめまして
久しぶりに見させていただいたら更新されてて、うれしくてなんか安心して、思わずコメントさせていただきます。
きっかけはテレビにご出演されてたのを拝見させていただいたのですが、それ以来、加賀に行きたくて仕方ありません。
今年は、実現できませんでした;来年はなんとか旅行で行きたいなと、それを目標に頑張っていこうと思っています。
やっぱり、生で作品を見たい!
これからも更新よろしくお願いします。
Commented by pa-pen at 2010-12-21 00:01
♪しょおさん

はじめまして。
コメント有り難うございます。
私的な事や、工房の引っ越し等で更新が滞りがちですが、頑張って更新して行きたいと思います!

金沢は食べ物も美味しいですし、是非遊びにいらしてください。

来年は石川県外での作品の展示も予定しておりますので、お近くで開催しておりましたら、是非作品を見にいらしてくださいね。
by pa-pen | 2010-12-16 14:28 | ライブ&音楽 | Comments(2)