金沢の稀少伝統工芸である加賀象嵌のお話を中心に、その他趣味のお話もちょろちょろと…。


by pa-pen
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ちょっと真面目に考える

年が明けて一週間。
ホント、時間が経つのは早いですねぇ…。

一週間経っても、いまだ工房の引っ越し作業に手間取っております(汗)。
工房の準備とともに、去年はなかなかやる気になれなかった母の遺品整理も、ゆっくり始めました。

片付け上手だと思っていた母ですが、実は意外に片付け下手だったことが判明(苦笑)。
空の上で照れ笑いしている母の顔が浮かびます。

実家で片付けをしながらワイドショーを見ていると、野田聖子議員の出産ニュースが…。

賛否両論あるようですが、9年も頑張って不妊治療を続けて子供を授かったという事は、すごい事だと思います。


かくいう私も、実は4年程前に1年間不妊治療を受けておりました。

ここから先は興味のある方だけご覧下さい。








独身の頃は結婚すれば子供を授かって家庭を築くものだと思い込んでいたのですが、いざ結婚して蓋をあけてみると、なんと子供を授かる事の難しい事…。


きっと世の中の人の大半が、私が過去に感じていた様に、子供を授かる事を簡単な事の様に感じているのだと思います。
でも実際は妊娠して、母子共に健康に出産するという事はとっても大変な事なんです。


不妊治療に通うと、お金はどんどん出て行きますし、しかも絶対に子供を授かると言う保証もない…。精神的負担もとっても大きい!
不妊治療に通っていた1年間は地獄の1年間でした。

同じ年頃の人が妊娠している姿をみて「あぁ私は欠陥商品なんだ…。価値のない人間なんだ…。」と涙する毎日でした。


今になってみると、そこまで思い悩む必要もなかった様に思いますが、やはり渦中にいるとそうも簡単に割り切れないんですよねぇ…。


結局普通に子供を授かる事は難しいとなり、次のステップに行く心構えも持てず…

子供は諦め…結婚生活も諦め…(苦笑)独身に戻りました。



不妊治療に通っていただけでも苦痛だったのに、後に新しく保険に入ろうとしたら、1年間不妊治療に通っていた事が原因で入れないものがある事が発覚!
たとえ私の体に問題がなくてもダメだそうです。


非常に打ちのめされた気分になったことを覚えています。


普通の病気の治療とは違い、新しい命を授かるための治療ですからね。
少子化が問題となっている日本ですし、もっと経済的にも精神的にも補助をすべきだと思うのですが…


先にも述べた様に、子供は簡単に授かるものだと思っている人が多いようで、心ない発言をよく耳にします。
やはり人間自分が経験した事のない事まで慮る事は難しいのでしょうね。


そう思うと、私は非常にいろいろな経験をさせてもらって、色々辛い事もありますが、とても恵まれているなぁと思う今日この頃です(笑)。



野田聖子議員に話を戻しますと、高齢出産ですし、子供の将来を考えていない!なんて声も聞こえますが…


若くして子供を産んだって、「望んで産んだわけじゃない!」なんて言われて育児放棄されてしまう子供もいるわけですし、親が高齢でも、これだけ望まれて産まれて来られればそれは幸せな事なんじゃないかなぁと思ったりしてしまいます。


後々親が高齢なことで嫌な思いをすることもあるでしょうが…


子供を産んだ事を批判する前に、新しい生命が誕生した事を喜び、この先どうすればその子供が不幸にならないか考えて、まわりが手助け出来る方法を考えればいいのになぁ…


と、思ったのでありました。


野田議員のニュースを見ながら、自分が不妊治療に通っていた時の事を色々を思い出し、年明け早々珍しく社会的?なブログを書いてしまいました(笑)。


いつもの気の抜けたブログを楽しみにして遊びに来てくださった皆様、申し訳ございません。

次回ブログからはまた通常営業に戻ります(笑)。
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Commented by のっこ at 2011-01-14 11:48 x
小学生の頃将来の自分の家族計画なるものを友達と紙に書いていたことがあり、それは今でも持っているはず(結婚するときに部屋を整理して出てきたし持ってきてるはず)です。
結婚して、子どもは3人くらいで、やっぱり一姫二太郎だね、家はこんなんで、車はこんなんで…
と大人になって見ると実現するのはかなり難しい、でも夢いっぱいの家族計画が書かれていましたよ。

蓋を開けてみたら、結婚式をあげれば誰でも子どもを授かるわけではなく(^^ゞ
周りからのプレッシャー、期待と落胆、結婚生活の現実などなど。
夢と希望にあふれていた小学生時代が懐かしくなります。

話がそれましたが…
子どもを授かることの難しさを知ることによって、今自分が生きていることのありがたさを知ることが出来ました。
どちらかというと父より(笑)母に感謝する気持ちが強いです。

お母様が亡くなられてしまいましたが、ひっぽたんそのものにお母さんの証が残ってるんですね。
お体大事になさってください☆
Commented by pa-pen at 2011-01-17 10:33
♪のっこさん

私も子供の頃、本当に夢のような将来設計をしていた事を覚えています。でもそれは決して悪い事ではなく、大切な事ですし、子供の頃考えていた将来とは正反対の現在の自分も嫌いではありません。

私は自分が子供を授かれなかった事で、人の命の尊さや、人生の難しさを改めて感じさせられました。

ついつい人は死に行く人の事ばかり考えがちですが(最近の映画とか…)、新しい生に対してももっと考えを巡らせる必要がある様に思いますね〜。
by pa-pen | 2011-01-08 15:54 | 雑記 | Comments(2)