金沢の稀少伝統工芸である加賀象嵌のお話を中心に、その他趣味のお話もちょろちょろと…。


by pa-pen
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series HIYOKU

ひっっっっっさしぶりに金沢クラフト広坂さんに納品に行って参りました。

ほんと、なかなか行けなくてすみません…(汗)。


高校生の時から温めていたネタを15年の時を経て使ってみました。

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series HIYOKU No.1 No.2(奥:No.2ネックレス、手前:No.1ピアス)


高校生の古文の授業で習った源氏物語の中に「比翼の鳥」と「連理の枝」というものが出て来まして、とっても印象的だったんですよね。
もともとは長恨歌という漢詩の一節ようです。

源氏物語(桐壺)

朝夕のことぐさに、羽を並べ枝をかはさむと契らせたまひしに、かなはざりける命のほどぞ尽きせずうらめしき


長恨歌

在天願作比翼鳥、在地願爲連理枝
( 天にあっては願わくは比翼の鳥となり、地にあっては願わくは連理の枝となりましょう)


比翼の鳥とは、雄と雌、それぞれが目一つ、翼一つしか持たず、空を飛ぶ時はお互いに寄り添わなくてはいけないと言う空想の生き物です。
連理の枝は、二本の木が絡み合って一本の木になったもののことです。


高校時代授業を受けながら、なんと美しく切ない生き物なんだろう…と感銘を受けまして、ずっと胸の奥に存在し続けておりました。

で、今回満を持して?モチーフにしてみました。

ネックレスは一羽ずつでも使えます。

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雄バージョン。

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雌バージョン。

で、合体↓

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ピアスも左右で雄雌です。

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ピアスは付けるとこんな感じになります↓

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ポイントはちゃんと足がついている事でしょうか(笑)。
この足の象嵌、細かくて大変でした(汗)。


タイトルにseriesとついている通り、この比翼の鳥はこれから色んなパターンに展開して行きたいと思っております。


先ほどクラフト広坂さんに納品して参りましたので、明日には店頭に出ているかと思います。
興味のある方は是非覗いてみてください♪
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by pa-pen | 2011-07-10 13:51 | 加賀象嵌(完成品) | Comments(0)