はずれた…
2008年 03月 12日
先日はタガネが折れましたが…
昨日は象嵌が外れました…。
ま、制作中に1回はある事なんですが…
でも凹みます。
そういえば、象嵌の手順を載せた事ないですね。
ちょろっとご紹介。
まずは嵌め込む部分を彫りまして「アリ溝」と言う溝を掘り入れます。
アリ溝とは、嵌め込んだ金属が剥がれないようにする為の溝なのですが…
文章ではなんとも説明しにくいですねぇ…。
ちなみに彫りは象嵌タガネ、アリ溝はアリタガネと、それぞれ行程別に道具も替えます。
で、彫った部分にぴったり合うよう、嵌める金属を切り出します。
ぴったり合う事を確認しまして…
これを焼き鈍し(やきなまし)まして(熱した後に徐冷することで、金属の組織結合を軟化させ、柔らかくすることです)嵌め込みます。
で、打ち込みタガネと言うもので打ち込んでいき、アリ溝までしっかり嵌め込みます。
これをヤスリで削り、研磨すると完成です。
向かって左面が嵌め込んだ状態。
手持ちの材料の関係で、全体的にもりもりしてますが、本当はここまでもりもりしません(苦笑)。
向かって右面がヤスリで削った状態。
上面はこれから彫る状態ですね。
ざっとこんな感じです。
タガネや細かい所は、軽く企業秘密な感じで(笑)。
昨日は象嵌が外れました…。
ま、制作中に1回はある事なんですが…
でも凹みます。
そういえば、象嵌の手順を載せた事ないですね。
ちょろっとご紹介。
まずは嵌め込む部分を彫りまして「アリ溝」と言う溝を掘り入れます。
アリ溝とは、嵌め込んだ金属が剥がれないようにする為の溝なのですが…
文章ではなんとも説明しにくいですねぇ…。
ちなみに彫りは象嵌タガネ、アリ溝はアリタガネと、それぞれ行程別に道具も替えます。
で、彫った部分にぴったり合うよう、嵌める金属を切り出します。
ぴったり合う事を確認しまして…
これを焼き鈍し(やきなまし)まして(熱した後に徐冷することで、金属の組織結合を軟化させ、柔らかくすることです)嵌め込みます。
で、打ち込みタガネと言うもので打ち込んでいき、アリ溝までしっかり嵌め込みます。
これをヤスリで削り、研磨すると完成です。
向かって左面が嵌め込んだ状態。
手持ちの材料の関係で、全体的にもりもりしてますが、本当はここまでもりもりしません(苦笑)。
向かって右面がヤスリで削った状態。
上面はこれから彫る状態ですね。
ざっとこんな感じです。
タガネや細かい所は、軽く企業秘密な感じで(笑)。
by pa-pen
| 2008-03-12 09:39
| 加賀象嵌(制作過程)
|
Comments(0)