金沢の稀少伝統工芸である加賀象嵌のお話を中心に、その他趣味のお話もちょろちょろと…。


by pa-pen
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最近のお仕事

仕事&ライブで東京に行って参りました。

前日のギリギリまで仕事をして、その夜そのまま夜行バスで東京まで行き、その日の3時から9時までライブを観、次の日の朝から仕事に行き、昼の高速バスで8時間かけて金沢に戻ると言う鬼のようなスケジュールでした(苦笑)。

で、ギリギリまで作っていた作品を東京に持って行く予定だったのですが、色々うまくいかず…
結局泣く泣く違う作品を持って行きました。

ま、良くある事です(苦笑)。

でで、どんなものを作っていたかと言いますと…

d0128864_11101468.jpg

↑こういう雰囲気の物を作っておりました。
ちなみにこれ、未完成の状態です。


これから色々手直しをして、いずれどこかで日の目を見る予定(苦笑)。



こうやって、ほぼ完成状態だけみると、普通の方ってどうやって作っているかピンと来ないでしょうから、ちょっぴり制作過程をご紹介。


d0128864_11141936.jpg


まず、銀の板と黒味銅(銅とヒ素の合金)をロウ付します。


で、ロウ付けした部分が今後の熱処理で溶けて外れないように砥の粉を水で溶いた物を塗ります。

d0128864_1121434.jpg



砥の粉が渇いたら、更にロウ付けをして箱の状態に…

d0128864_1124770.jpg


ちなみに、この箱の状態にロウ付けする為には、接着面を45度に削っておかなくてはいけません。

d0128864_11252455.jpg


もちろんヤスリを使って手作業ですよ〜。

箱状になったら、象嵌をする為に中に松脂を流し入れます。

d0128864_11264586.jpg


この松脂、ものすご〜く熱いので、よく火傷します(苦笑)。

こうなって、ようやく象嵌が出来ます。

いやはや、長い道のりです。

どうでしょう?
みなさん、こんな手順で作られているって知ってました??
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Commented by うらじゅん at 2008-08-06 20:36 x
いつも製作の過程をふむふむ~と思いながら読ませてもらっているのだけど・・・写真いっぱい見ても、やっぱりよくわかりません(笑)
大変なことをやっているんだなぁ…とはよく思うけど。
Commented by pa-pen at 2008-08-07 10:26
☆うらじゅん
確かに、この仕事始める前に専門書読んでも全然分かんなかったな〜。
まず漢字が読めなかった(苦笑)。

専門職なんてそんなもんなのかもね〜。
やってみないと分からない。
by pa-pen | 2008-08-06 11:29 | 加賀象嵌(制作過程) | Comments(2)