金沢の稀少伝統工芸である加賀象嵌のお話を中心に、その他趣味のお話もちょろちょろと…。


by pa-pen
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象嵌ペンダント「悲哀」

実際の「金工4人展」は先日無事に終了いたしましたが、こちらのバーチャルグループ展はまだまだ続きます。

今回は6点目。
一つ前の記事で載せた象嵌ペンダント「接吻」と対になる作品です。

d0128864_17591381.jpg


象嵌ペンダント「悲哀」  ¥40,000-
W6cm×D10cm×H0.5cm
黒味銅、白四分一、銀、赤銅、並四分一内三分、銀箔、スワロフスキー


「接吻」と同じようにピアスもあります。

d0128864_17592683.jpg



楽しい恋の始まりがあれば、悲しい終わりもあるわけで…




こちらは「失恋」をテーマに制作されております。

ですが、さすがに身につけるもので「失恋」というタイトルのものは縁起が悪かろうということで
ちょっとぼかして「悲哀」というタイトルにしました。

で、それに合わせて「初恋」がテーマだったものは「接吻」というタイトルになったわけです。

失恋は悲しいですが、それが悪いものだとは私は思っておりません。
失恋って、意外と次への活力になったりするんですよね(笑)。


ちくしょー!もっと自分を磨いて綺麗になって、次こそ良い男を捕まえてやる~!!!


みたいなね(笑)。

あと、悲しみに耐える女性って、なんだか艶っぽくて魅力的だったりするんですよねぇ。



「接吻」と「悲哀」で、女性の内に秘めた強さと美しさ、恋愛の素晴らしさを自分なりに表現したつもりです。

女性の横顔と、髪の毛のウネウネした感じが昔からとっても好きでして…
思う存分作品に取り入れられたので、作っていて楽しかったです。

透かし彫りは苦しかったですが…。


技法的には、今までやってきた「透かし彫り」と「象嵌」の融合作品の次の段階を模索したものとなっております。
今までのように、透かし彫りしたものの真ん中にど~んと象嵌したものを覆輪留めしたものではなく
別の方法で、より二つの技法が活かされる方法はないか…
こちらは今現在も色々と模索中でございます。



とってもお気に入りの作品なのですが、価格が高いせいか…
残念ながら売れ残ってしまいました(涙)。


が、グループ展終了後、こちらの「悲哀」は母に買い取られていったのでありました~。
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by pa-pen | 2009-03-13 17:59 | グループ展「金工4人展」 | Comments(0)