能登半島地震から1週間
2024年 01月 07日
能登半島地震から1週間。
比較的被害の少なかった石川県の南側の人たちは皆、意識的に日常生活を送るようにしています。
能登半島に親族友人、大切な人がいる人が殆どです。
今すぐ駆けつけて力になりたい。
でも道路は寸断され、一般車両、個人での物資支援は現在受付を停止されております。
じゃあ何が出来るだろう…。
今まで以上に日常生活を大切に送り、経済活動を頑張って、直接助けられるようになった時のために力を蓄えよう!
みんなそんな想いで活動しています。
ニュースで悲しい映像を見ると、外出や贅沢を控えようと思われる方が多いかと思います。
でもそれでは誰も何も良い方向へは進まないのではないかと思います。
大きな被害を受け、今後どうなるかわからない輪島塗は、贅沢品の極みのような工芸品です。
何度も漆を塗り重ね、金をふんだんに使い豪華な蒔絵を施します。
能登には沢山の酒造があり、多くの酒蔵が甚大な被害を受けています。
美味しい能登牛、海産物…
皆さんが贅沢品だと思うものにお金を使ってくださることで、外食に出掛けてくださることで、飲食業界や販売業界に元気が出て、そうすることで生産者を助けることができます。
ちょっと我慢してそれを支援金に…
と言うのも素晴らしいと思います。
でも変に引き篭もらず、日常通りに生活することで助かる人々がいることを忘れないで欲しいんです。
こんな時に笑っていたり、日常を過ごしていると不謹慎だと言う方がいらっしゃいますが、そうではないと思います。
世界中、常に悲しい出来事はあります。
人生で1番悲しいことがあった時、世界中の人が泣いてくれましたか?
経済は止まりましたか?
残念ながら、そうはなりません。
こんな時だからこそ、日常を過ごせること、笑い合えることを大切にして、いつもより充実した日々をお送り頂きたいと思っています。
そしてそんな日常が、被災者の皆様に1日でも、1分1秒でも早く訪れることを心より願います。
by pa-pen
| 2024-01-07 11:24
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